先日のレッスンで・・・

 

今日は大寒・・・。まだまだ寒さが続きそうです。

 

そして、山梨はインフルエンザが大流行、警報レベルです。

 

教室では、マスク、加湿器、ウィルス除去スプレーを使い、皆が元気に通えるようにと

 

思っています。私がかかるとみんなに迷惑かけてしまうので気をつけてます。

 

何とか10年以上インフルエンザにかからずに過ごしていますが油断禁物。

 

 

先日のレッスンから・・・

 

3年半くらい、通ってくれているAちゃん。

 

最初はゆっくりペースだったけれど、ここ1、2年の上達ぶりはすごいです。

 

何か特別なきっかけがあったわけではなく、

 

本人の努力で譜読みが急に速くなりました。

 

そのおかげで、新しい曲への抵抗がなくなり、すぐに弾けるようになります。

 

読譜が苦でないと、どんどん弾けるから楽しいのです。

 

 

でもAちゃんのお家にある楽器は、キーボードでした。

 

88鍵ありません。

 

テキストが進んで音域が広がったときに、

 

「先生、うちのピアノ、この音なかった。」と言って、空中をイメージで

 

この辺だろう・・・と弾いていたようです。

 

強弱も付けられない、ペダルがないので、踏んでいるつもりでの練習。

 

ペダルは教室でのレッスン中に覚えてしまうしかないのです。

 

お母様のお仕事が忙しく、1人でお留守番していることも多いようで、

 

その時間にたくさん練習するようになったのです。

 

基礎力、テクニックがついて、あと表現力があればもっともっと伸びるのに

 

もったいないなぁと思ってました。

 

「Aちゃん、こんなに弾けるようになったから、おうちでもペダルが踏めたり

 

88鍵あるといいね。お母さんにこのチラシ渡してね。」

 

と楽器店のチラシを渡しました。

 

そしたら、昨日のレッスンで

 

「パパがクリスマスにピアノ買ってくれて、届いたよ。」

 

と嬉しそうに話してくれました。

 

ますます、頑張るでしょう。

 

こういう気持ち、大切です。

 

Aちゃんはこのピアノをずーっと大事にするでしょう。

 

環境が整っているから、いい演奏が出来るとは限らない。

 

楽しいことばかりでなく、淋しい思い、我慢すること、思うようにならないこと、

 

いろいろな思いがあるから、心に伝わる演奏が出来ると思います。

 

Aちゃんは、きっといい演奏が出来ると思う・・・